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不思議な話

第6話 イタリア・フィレンツェ・メディチ家所縁の家での出来事

更新日:

2014年
イタリア
フィレンツェ
メディチ家所縁の家に宿泊することができた
 
メディチ家-
ルネッサンス期のフィレンツェの実質的な支配者、
後にトスカーナ大公国の君主一族
 
イタリアは建物の外観は法律で決まっているらしく、
建設当時から変えることができないのだという
歴史を感じるような美しい建物が立ち並ぶ通りに
それはあった。
鉄製の手のひらサイズもあるような鍵で
何度か扉を開けていかないとたどり着かない部屋
エレベータでさえ鍵で開けて使うのだ
(イタリアはそういう建物が多い。朝、寝坊して会社に行く時は
かなりテンパるんじゃないだろうか)
 
部屋に着いた。
なにか憂いのある重厚感。
全く日本人のセンスとは違う。
カーテン一つにとっても美しい
日本人は床ギリギリにカーテンを裁断するけれども
床にゆらりと優雅に垂れるカーテン
布の皺一つをとってもナチュラルさと可憐さを感じるこの感じ
天井のむき出しの無垢の木
木は呼吸しているという
遠い昔のメディチの人の呼吸が木に染み込んでいるような気がして
フィレンツェの街をめぐることも忘れて
しばし天井をじっと見つめる
漆喰の壁、厚い絨毯の下にあるのだろう
レンガの床からも遠い時間の人々の
ドラマ、様々な感情が溢れ出ている
(ような気がして)
胸がいっぱいになった
様々な記憶が部屋の中に充満していた
悲しみも喜びも狂気も愛も
人々はいなくなりそしてまた新しい人がやってきた
部屋はたくさんの人々を見てきた
ふと誰かに挨拶されたような気がした
 
これはひょっとしてちゃんと挨拶しなければならない感じの
ところじゃないだろうか(汗
 
というかイタリア語じゃないと通じないのか?←
早速、辞書で調べ、
Buon giorno.. Piacere, Grazie
そんな言葉を何度も何度も心の中で繰り返した
何かそうしないといけないような気持ちにさせられた
 
 
夜は..
眠れなかった
なかなか眠れなかった
ベネチアからきて、散々歩いてとても疲れているはずなのに
iPhoneでメディチ家のことを検索した
ひたすら読んだ
眠ろう!
明日はフィレンツェ回るし!
目を瞑る
ふと体が動かなくなった
ああ金縛りだ orz
まずいまずいまずいまずい
(念のため、私は全く金縛り体質ではない。
最後に体験したのは高校生の時以来だ)
この現象は、脳が起きてはいるが、体が寝てる現象だよな、
全ては科学的に説明がつくはずなんだ!
解明されていないことはあるにせよ!!!
うううう
やばいよやばいよ
(すっかり出川状態。)
手も足も肩も頭もなにも動かない。
目も試してみたいけど、むしろ開けたくない(笑
こういう時は自分に都合がいいことを考えよう(笑)
きっとメディチ家の人が気に入ってくれて
挨拶に来てくれたにちがいない!!!!←
 
。。。。
 
これはどうしたらいい?
何かのしかかってきたらどうしよう汗
何か聞こえたらどうしよう汗
 
と、歌を歌ってみる作戦。
心の中で。
 
 
それもロック系(笑
 
ちょっとアホっぽいが、背に腹は変えられない。
 
歌っているのに、iPhoneで読んでいた
メディチ家その他の愛憎劇が頭の中にチラチラチラチラよぎる汗
 
私が勝手に想像しているだけだとは思うのだけれど、
心の中に嫉妬や怒り、喜びその他諸々の表情を浮かべた人々
(当然イタリア顔←)が次から次へと浮かんでくる汗
 
頑張って気持ちを高く持つ←
 
努力の甲斐あり、ちょっと気分もテンション上がってきたので、
勇気を振り絞って目を恐る恐る開けてみる。
 
ほぼ真っ暗だか、なにも気配はなく、
なにもいなかった。
 
 
暗闇の中に、夜の、中世のお城にいるような悲喜を浮かべる
イマジネーションとうっすら浮かぶイタリアの
美しい室内が見えただけだった。
 
本当にホッとした(笑)
ひたすら心の中で、フフフ〜ンと歌う
(←必死
懸命に考えを恐怖からそらす。
こんなに頭の中は、ハイテンションで
クリア、(むしろロックな感じ)なのに、カラダが眠ってる(金縛り)
なんてありえるの??謎すぎるぞw
 
そのうち体は自由になった。
 
もーーーー
やばいよーもうー
 
なんだよーありがとよーっ←
 
 
イタリアに3週間いたのだが、
金縛りにあったのは、このメディチ家所縁の家に一泊した日のみ。
 
もちろん、それ以降、2019年現在に至るまでも金縛りは一回もない。
なので、なにか感情が高ぶった時に起こるなどのカラダのクセとも思えない。
 
またイタリアに行けるといいなあと思うのだけど、
イタリアと言う国はホント世界で一番世界遺産があるところだけあって、
長い歴史の中のたくさんの魂の叫びが
すぐそばで渦巻いていそうな場所だった。

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